Figo

Loading

株式会社Figo

Column

赤字の一棟アパートを手放したい——損切りの判断

2026.07.08 / コラム

記事本文

コラム

毎月持ち出しが続く赤字の一棟アパート。「ここまで投じたのだから」と粘るほど傷が深くなることもあります。感情を排して損切りを判断する物差しを整理します。

「もったいない」が判断を狂わせる

赤字の一棟を手放すかどうかで多くの人が迷うのは、これまで投じてきたお金や手間が惜しいからです。これはサンクコスト(すでに戻ってこない費用)への執着で、心理としては自然ですが、これからの判断には本来関係ありません。判断すべきは「過去にいくら使ったか」ではなく、「これから持ち続けると得か損か」だけです。

損切りラインの考え方

判断の物差しは、次の比較です。

  • 持ち続けた場合の将来損失:毎月の赤字 × 想定保有年数 + 今後見込まれる大規模修繕・空室・賃料下落
  • 今売った場合の損失:売却価格 − 残債 − 諸費用(マイナスなら手出し)

将来にわたって出ていく赤字と、今売って確定する損失を並べます。「今売る痛み」より「持ち続ける痛みの累計」が大きいなら、損切りが合理的です。赤字が構造的なもの(築古で賃料が下がり続ける等)なら、時間は味方をしてくれません。

改善できる赤字か、できない赤字か

一方で、すべての赤字が損切り対象ではありません。切り分けが必要です。

  • 改善できる赤字:一時的な空室、管理の不備、賃料設定のミス、高すぎる借入金利。これらは空室を埋める・管理を見直す・借り換えなどで黒字化できる可能性があります。
  • 改善しにくい赤字:立地の需要そのものの縮小、建物の老朽化による継続的な出費、返済負担が賃料に対して過大。これらは努力で覆しにくく、損切りの検討対象です。

手放すと決めたら、傷を最小に

損切りを決めたら、次は「どう売れば損を最小にできるか」です。焦って安値でポータルに晒すと、値引き交渉で損失が膨らみます。時間がないなら買取で早く確定する、時間が取れるなら価格を仕込んでから売る。状況に応じて選びます。

Figoでは、その赤字が改善できるものか、損切りすべきものかの整理からご一緒します。売ると決めた場合も、損失を最小にする売り方をご提案します。詳しくは一棟収益不動産の売却をご覧ください。

Free Consultation

個別のご相談は、お気軽に。

記事に書ききれない個別の事情こそ、整理のお手伝いができる場面です。初回ご相談は無料、秘密厳守でお伺いします。

無料相談を予約するお電話:03-6274-6185

営業時間:平日 9:00 - 18:00