老朽化した一棟を建て替えたいが、入居者の立ち退き交渉が重い。実は、立ち退きを自分でやらずに売る方法があります。占有者がいるまま建て替え前提で売る手順を解説します。
立ち退きは、売主がやると重い
老朽化した一棟を更地にして建て替えたい、あるいは土地として売りたい。しかし入居者がいると、立ち退き交渉が必要になります。立ち退きは、立ち退き料の交渉、応じない入居者への対応、時間、精神的な負担——どれをとっても重く、途中で頓挫することも少なくありません。
ここで知っておきたいのが、立ち退きを自分でやらずに売る道があることです。
立ち退き込みで買う業者に売る
建て替えや再開発を手がける業者の中には、入居者がいるまま(占有者付きのまま)土地・建物を買い取り、立ち退き交渉を自分で行うところがあります。売主は立ち退きの負担を負わず、現況のまま売却できます。
- 売主のメリット:立ち退き交渉・立ち退き料の負担・時間から解放される
- 価格:立ち退きのコストとリスクを買主が引き受ける分、更地価格からその分を差し引いた価格になる
「立ち退きを済ませた更地」で売れば高く売れますが、その手間とリスクを自分で負います。「占有者付きのまま」売れば価格は下がりますが、負担なく手放せます。このトレードオフを、手取りと労力の両面で比べて決めます。
どんな一棟が向くか
- 築古で建て替え・再開発の余地がある
- 立地が良く、更地にすれば土地としての価値が高い
- 入居者との交渉を自分でやりたくない、時間をかけられない
こうした一棟は、建て替え前提で買う業者にとって魅力的な仕入れ対象です。土地のポテンシャル(用途地域、容積率、接道)が高いほど、占有者付きでも良い価格が付きます。
ポテンシャルを読める相手に売る
立ち退き前提の売却は、土地のポテンシャルと立ち退きのコストを正しく計算できる買主に売ることが肝心です。Figoでは、更地にした場合の価値と立ち退きコストを見積もり、占有者付きで買う業者への売却をご提案します。立ち退き交渉の負担なく手放したい方はご相談ください。詳しくは一棟収益不動産の売却をご覧ください。
