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底地(貸宅地)を売る方法——地代が安くても売れるのか

2026.07.10 / コラム

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コラム

借地人に貸している土地(底地)は、地代が安く、自由に使えないため「売れない資産」と思われがちです。底地の売り方には複数の選択肢があり、相手を選べば現金化できます。底地売却の実務を整理します。

底地は「売れない」のではなく「売り方が特殊」なだけ

底地(そこじ)とは、借地人に貸している土地のことです。地代収入はあるものの、多くは地代が安く、土地を自分で使うことも自由に売ることもできないため、「持て余す資産」になりがちです。相続で引き継いで、扱いに困っているというご相談も多くあります。

しかし底地は売れないわけではありません。売る相手と方法を選べば、現金化できます。 順番に見ていきます。

底地の売り方は、主に4つ

1. 借地人に売る

最もすっきりする方法です。借地人にとっては、底地を買えば借地権と底地が一体になり、完全な所有権(更地価格に近い価値)になります。双方にメリットが大きく、価格もまとまりやすいため、まず検討したい相手です。

2. 底地専門の買取業者に売る

借地人が買わない場合、底地を専門に扱う業者に売る方法があります。地代収入を利回りで評価して買い取ります。価格は更地価格より大きく下がりますが、確実・スピーディーに現金化できます。

3. 借地人と一緒に売る(同時売却)

底地と借地権を同時に第三者へ売り、代金を分ける方法です。買い手は完全な所有権を手にできるため高く売りやすく、底地だけ・借地権だけを売るより双方の手取りが増えることが多い。詳しくは底地と借地権を一緒に売るで解説します。

4. 借地人と等価交換して分筆

土地を分けて、一部を完全所有権として持ち合う方法。ケースは限られますが、選択肢として知っておくと交渉の幅が広がります。

地代が安くても売れる理由

「地代が安いから売れないのでは」と心配される方が多いのですが、底地の価値は地代の高さだけで決まりません。借地人が買う場合は「所有権が一体化する価値」、業者が買う場合は「将来の底地整理の余地」で評価されます。地代が安い=ゼロ評価、ではありません。

| 売る相手 | 価格の付き方 | 特徴 | |---|---|---| | 借地人 | 更地価格に近い | 双方メリット大・まとまりやすい | | 底地買取業者 | 地代利回りベース | 安いが確実・早い | | 同時売却 | 更地価格を按分 | 双方の手取りが増えやすい |

相続した底地は、早めの整理が有利

底地は相続のたびに当事者が増え、権利関係が複雑になります。共有で相続した場合の考え方は相続した一棟アパートを兄弟で分けると共通です。放置するほど解決が難しくなるため、早めに出口を検討するほうが有利です。

「誰に売るのが得か」から整理します

底地は、借地人・業者・同時売却のどれを選ぶかで手取りが大きく変わります。Figoは借地人との交渉も含め、底地の現状(地代・契約・借地人の状況)を整理し、最も手取りの大きい出口をご提案します。まずは土地・戸建ての売却相談からどうぞ。

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