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新築ワンルーム投資に失敗したと感じたら——出口の考え方

2026.07.09 / コラム

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コラム

節税や年金がわりにと新築ワンルームを買ったが、蓋を開ければ毎月赤字——。新築ワンルーム投資が「失敗」に感じられる構造的な理由と、傷を最小限にする出口の考え方を整理します。

なぜ新築ワンルームは「失敗」に感じやすいのか

「節税になる」「年金がわりになる」と勧められて新築ワンルームを購入したものの、実際には毎月持ち出しが続き、売ろうとしたら購入価格を大きく下回っていた——。このご相談は決して珍しくありません。これは運が悪かったというより、新築ワンルームの価格構造から来る、ある程度は予測できる現象です。

新築プレミアムは、買った瞬間に剥がれ始める

新築の販売価格には、販売会社の広告費・人件費・利益が上乗せされています。これが「新築プレミアム」です。一度でも人が住めば(あるいは所有者が変われば)中古になり、このプレミアム分が価格から落ちます。新築マンションが数年で1〜2割下がることが珍しくないのは、このためです。

つまり、新築で買ってすぐ売ると、残債はほとんど減っていないのに価格だけ下がっているため、残債が売値を上回りやすい。「失敗」に感じる正体はここにあります。

「節税」と「年金がわり」を検算する

出口を考える前に、購入時の見込みが今も成り立っているかを確認します。

  • 節税:減価償却と経費で不動産所得を赤字にし、給与と損益通算する仕組み。しかし節税額より毎月の持ち出しのほうが大きければ、トータルでは損です。償却が減る後半ほど効果は薄れます。
  • 年金がわり:完済後に家賃が残るという話ですが、完済まで数十年、その間の赤字・修繕・空室・家賃下落を織り込むと、手残りは想定より小さいことが多い。

数字で見て「持ち続けるほど損が増える」なら、出口を早く考えるほうが合理的です。

傷は、早いほど浅い

新築ワンルームの価格下落は、購入直後が最も急で、その後はゆるやかになります。一方で残債は最初のうちほど利息の割合が大きく、元金がなかなか減りません。この2つが重なる購入から数年間は、残債と売値の差(=手出し額)が最も開きやすい時期でもあります。

つらい判断ですが、赤字が構造的なら、「いつか値上がりするかも」と待つより、損失を確定して次に資金を回すほうが、結果的に傷が浅くなるケースが多いのが実際です。もちろん立地が強く完済も近いなら保有継続もあり得ます。判断は損切りで売るべきかの基準で数字に落とせます。

残債が売値を上回っていても、打ち手はある

「売っても足りない」場合でも、諦める必要はありません。不足分を自己資金で埋める、金融機関と調整する(任意売却)、価格を上げる工夫をする、といった選択肢があります。詳しくは残債が売値を上回る区分マンションを売るをご覧ください。

感情を切り離して、数字で出口を描きます

新築ワンルームの売却は、「勧められて買ってしまった」という後悔が判断を鈍らせがちです。Figoは、その感情をいったん切り離して、今売った場合と持ち続けた場合の手取りを数字でお見せします。買った会社とは別の第三者の目で、セカンドオピニオンとしてお使いください。まずは区分投資マンションの売却相談から。

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