Figo

Loading

株式会社Figo

Column

共有名義の不動産相続、はじめに確認したい3つのポイント

2026.03.18 / コラム

記事本文

コラム

相続によって複数の方の共有名義となった不動産を、どこから整理すればよいか。実務でよく確認している3つの観点をまとめました。

不動産が共有名義になる場面で最も多いのが、相続をきっかけにご兄弟姉妹で持分を分け合うケースです。共有名義は便利な反面、後の判断が難しくなる構造を抱えています。Figoの相談実務でよく確認している3つの観点を、最初の入口として共有します。

ポイント1:誰が、どの持分で、何のために持っているのか

まず最初に確認したいのが、登記簿上の現状です。共有名義の場合、誰がどれだけの持分を持っているかが登記簿に記載されています。

そのうえで、その持分が「どのような経緯で設定されたか」と「誰が将来どうしたいと考えているか」を、人ごとに整理します。例えば、同じ1/3の持分でも、住み続けたい方、現金化したい方、判断を保留したい方が混在していれば、選びうる選択肢は大きく変わります。

最初の整理が雑なまま動き出すと、関係者間の不信が後から噴出しやすくなります。書面で「現状の持分とそれぞれの希望」を一覧化することから始めるのがおすすめです。

ポイント2:物件そのものの「動かしやすさ」を測る

次に確認したいのが、物件側の事情です。同じ共有名義でも、動かしやすい物件とそうでない物件があります。

  • 動かしやすい物件: 単独利用可能、流通市場が整っている、権利関係が単純(抵当権・借地権等が無い)
  • 動かしにくい物件: 共同住宅で第三者の入居がある、私道負担や越境がある、未登記建物が混在する、地方の特殊用途

物件の動かしやすさが低い場合、「とりあえず売却で精算」という選択肢が現実的でなくなります。共有解消の方針(換価分割・代償分割・現物分割)を、物件の制約とともに考える必要があります。

ポイント3:時間軸と費用感をそろえる

最後に、関係者間で時間軸と費用感の前提をそろえます。

「来月までに決めたい」と思っている方と、「数年かけてゆっくりでいい」と思っている方が同席すると、議論が噛み合いません。費用についても、登記費用・税金・専門家報酬・現地調査費など、誰がどこまで負担するかを最初に決めておくと、進行中の摩擦が減ります。

時間軸と費用感は、論点として最初に明示するだけで、その後の話し合いの解像度が一段上がります。

整理が難しい場合は

共有名義の整理は、関係者の人数が増えるほど、感情と利害が絡み合うほど、当事者だけで進めるのが難しくなります。第三者として論点整理を担う役割が必要な場面があります。

Figoでは、共有名義の整理を相続案件の中でも最も多く扱っています。ご家族の状況に合わせて、どこから手をつけるかをご一緒に整理することができます。お気軽にご相談ください。

Free Consultation

個別のご相談は、お気軽に。

記事に書ききれない個別の事情こそ、整理のお手伝いができる場面です。初回ご相談は無料、秘密厳守でお伺いします。

無料相談を予約するお電話:03-6274-6185

営業時間:平日 9:00 - 18:00