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相続発生前に整えたい、不動産の事前準備3ステップ

2026.05.08 / コラム

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コラム

相続が発生してから動くと選択肢が急速に狭まります。発生前に整えておくと、その後の判断と手続きが格段にスムーズになる3つのステップを実務目線でまとめました。

「まだ相続は先のこと」と思っているうちに発生して、慌てて動くケースを実務で多く見てきました。発生前に少しずつ整えておくだけで、相続発生後の選択肢の幅と手続きのスピードは大きく変わります。Figoが事前準備としてご一緒している3ステップをご紹介します。

ステップ1: 不動産の棚卸し

まず取り組むのが、保有不動産の現状把握です。一見当たり前ですが、複数物件を持つ方ほど抜けが多くあります。

  • 登記簿の現状(名義・持分・抵当権・地役権)
  • 物件ごとの概算評価(路線価・取引事例・収益還元の3観点)
  • 賃貸物件の場合は、稼働率・賃料・修繕履歴
  • 共有名義の場合、共有者の連絡先と現状把握
  • 各物件の固定資産税課税明細

一覧表で物件ごとに整理し、家族と共有できる状態にしておくと、相続発生時の混乱が大幅に減ります。Figoでは初回診断時にこの一覧化を必ず行います。

ステップ2: 分割の方向性を仮置き

棚卸しができたら、誰に何を渡すかの方向性を仮置きします。確定する必要はなく、複数のシナリオを比較するだけで十分です。

  • 現物分割(物件ごとに相続人を割り当てる)
  • 代償分割(1人が取得し、他相続人に金銭で精算)
  • 換価分割(売却して現金で分ける)
  • 共有(原則避ける、ただし暫定的な選択肢としては有効)

物件の特性、相続人の状況、税負担の見通しによって、適切な分割方法は変わります。比較の机に複数案を並べる作業を、関係者全員が見える形で進めるのがポイントです。

ステップ3: 流動性の確保

最後に意外と見落とされるのが、相続税納税のための流動性です。

  • 相続税の概算試算(物件評価ベース)
  • 納税資金の確保(預貯金・生命保険等)
  • 不足する場合の手段(物納・延納・売却)

不動産が資産の大半を占めるご家庭ほど、納税資金の問題が深刻化します。発生前であれば、生命保険の活用、不要物件の前倒し売却、贈与の計画化など、選択肢が豊富です。発生後は時間制約で打てる手が限られます。

一人で抱えない

事前準備は、不動産・税務・法務の複合領域です。一人で抱え込むより、専門家とのチームで進めるほうが結果的に時間と精度の両方で有利になります。

Figoでは、相続発生前の段階からご一緒する「資産継承プランニング」をご提供しています。気になった段階でお問い合わせください。早すぎることはありません。

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